メニュー

精巣上体炎

精巣上体は精巣にニワトリのトサカのようについている細長い管状の器官です。精巣上体炎はこの精巣上体に病原微生物が尿道からさかのぼってきて炎症を起こす病気です。

大腸菌などの一般的な細菌で起こる場合や、性感染症として起こる場合があります。

症状としては片側の陰のうが腫れて痛み、多くは発熱を伴います。重症の例では膿が溜まり、陰のうの皮膚が破れて漏れ出す場合もあります。性感染症を疑う場合には、クラミジア、淋菌といった病原微生物の検査を追加します。治療は原因微生物に合わせた抗菌薬などを使うことになります。

陰のうが腫れる病気には精巣捻転、精巣腫瘍などの治療を急ぐ病気の例もあるため、心配のある方は泌尿器科を受診するようにしてください。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME