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認知症サポート医研修を受講しました。

[2022.12.23]
 この週末は国立長寿医療研究センター主催の認知症サポート医研修を受講してまいりました。
その昔は会場に集合で2日間みっちりの研修だったということですが、コロナのご時世、オンラインで完結する形になっております。
事前にオンラインで座学の授業があり、最終ステップとして全国津々浦々の諸先生方との意見交換、グループワークを行いました。
 
 認知症サポート医は地域の中で認知症の方へサポートの手が届くよう、基幹の医療機関、かかりつけの先生方や地域包括支援センター、ケアマネージャー、訪問看護といった多職種が連携を行うため橋渡し役やアドバイスを行う医師というものです。
グループワークでご一緒した先生方は内科の先生や訪問診療を主に行っておられる先生、神経内科の先生と認知症の診療に長けておられるであろう先生方が勢ぞろいしておられました。そうした先生方の認知症へのお考えや、医療機関の規模や地理的な要因でそれぞれ変わってくる悩みや問題など、多岐にわたるお話を聞くことができ大変有意義な時間でした。恥ずかしながら地域でこうした活動や取り組みがあるということもよくわかっておりませんでしたので大変勉強になりました。
 
 泌尿器科は老若男女どなたも受診されますが特に中高年の方に受診いただくことの多い科です。
長期にかかわる方も多く、物忘れが多くなった、といった変化や性格がかわってきた?といった日常の変化に出会うことも多いかと思います。専門の先生にかかるまでにはどこに相談したらよいのかわからない、という方のためにも地域での取り組みなどを発信をしていくことが重要かと思います。
診察の際にも、ちょっとこれは泌尿器科と関係ないかな?ということでもしかるべき施設、先生などつなぐことができる可能性もありますので、お話いただけたらと思います。

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