基礎代謝と活動代謝
[2024.10.31]
この稿は前回の 肥満と排尿 の続きの記事です。
今回は代謝についてお話しして参ります。
代謝は、私たちの体内でエネルギーを生み出すために必要な化学反応の総称です。代謝には大きく分けて2つの種類があります。
基礎代謝: 何もしなくても消費されるエネルギー
活動代謝: 運動や日常生活などの活動によって消費されるエネルギー
（このほかに、食事することによって消費されるエネルギーがあります）
基礎代謝は、全体の約60～70％を占め、ダイエットにおいて重要な役割を果たします。
基礎代謝の内訳
基礎代謝は、以下の3つの要素から構成されます。
筋肉: 約20～30％
内臓: 約10～20％
その他: 約40～50％
上記のうち、個人の努力で変化させることができるのが、活動代謝と基礎代謝のうち、筋肉量だということになります。
筋肉量の重要性
筋肉は、基礎代謝の中で最も多くのエネルギーを消費する組織です。そのため、筋肉量を増やすことは、基礎代謝を高め、ダイエット効果を期待できます。
筋肉量を増やす方法
・筋力トレーニング
・タンパク質の摂取
活動代謝の重要性
活動代謝は、運動や日常生活などの活動によって消費されるエネルギーです。活動代謝を高めることは、より多くのエネルギーを消費し、ダイエット効果を期待できます。
活動代謝を高める方法
日常生活の中で 活動代謝を上げるには：
姿勢を正す
階段を使う
エスカレーターではなく徒歩で移動する
家事や掃除を丁寧に行う
まとめ
ダイエットを成功させるためには、筋肉量を増やし、活動代謝を高めることが重要です。
筋力トレーニングやタンパク質の摂取によって筋肉量を増やす
運動習慣をつけ、日常生活の中で体を動かす
これらの方法を実践することで、基礎代謝と活動代謝を高め、効率的にダイエットを進めることができます。
一日のおおよその消費カロリーの総計はTDEEというキーワードで検索できます。