【時事ネタ含】診療報酬改定と「予約キャンセル料」の話。当院の方針について
こんにちは、おおしま泌尿器科の院長・大島です。
最近、ニュースやSNSで「医療機関でも予約キャンセル料が取れるようになるのでは?」という話題が広がりました。
この件、医療界でも少し混乱がありましたので、簡単に背景を共有しつつ、当院の方針をお伝えします。
■ 医療界がざわついた「キャンセル料」の話
診療報酬改定の報道を受け、多くの医療機関が「ついにキャンセル料が認められるのか」と受け取りました。
著名な医師の先生方もSNSで「当院でも検討しようかな」と発信されていたほどです。
しかし後日、厚生労働省の補足説明で
「もともと選定療養費として予約料を徴収していた医療機関のみが対象」
と明示され、実際には多くのクリニックには関係のない話だったことが判明しました。
つまり、当院のように「予約料を取らずに診療してきたクリニック」では、これまで通りキャンセル料をいただく仕組みをとることはできません。
■ 当院は今後もキャンセル料をいただきません
当院では、直前キャンセルによって薬剤ロスが生じたり、検査スタッフを追加で手配したりする運用はしていません。
そのため、通常の診療においてはキャンセル料をいただく必要性はないと考えています。
ただ、問題になるのは「直前キャンセルや、ご連絡のないキャンセルが繰り返されるケース」です。
これが続くと、本来その時間帯に診られたはずの患者さんの予約が取りにくくなり、診療の流れにも支障が出てしまいます。
そこで、キャンセル料ではなく、診療フローを守るためのルールを設けることにしています。
以下に当院のキャンセルポリシーを示します。
■ おおしま泌尿器科・予約キャンセルポリシー
公平で円滑な診療環境を整えるため、以下の通り規定させていただきます。
▶ キャンセルのご連絡について
変更やキャンセルは、可能な限り【前日の診療時間内まで】にご連絡ください。
▶ 度重なる直前・ご連絡なきキャンセルへの対応
過去1年間に通算5回以上、直前キャンセルやご連絡なきキャンセルが確認された患者様につきましては、以後の時間帯予約をお断りいたします。
※ 診察自体はお断りしません。今後は「予約外(当日受付・順番待ち)」での対応となります。
▶ 遅刻について
ご予約時間を過ぎてご来院された場合、混雑状況によっては予約外(順番が後回し)の扱いになることがございます。
■ 最後に
体調不良や急なご事情で来られなくなることは、もちろんあるものです。
「1年間に5回」という基準は、通常通り通院されている方がそれを超えることはまずありませんので、ご安心ください。
これは罰則ではなく、限られた診療枠を有効に活用し、受診を希望するすべての患者様へ質の高い医療を届けるための、前向きなルールです。
ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
池田市の泌尿器科として、これからも地域の皆様の排尿のお悩みに寄り添える診療を続けてまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
