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「これって、男性更年期かも…」と感じたら、その前にできること。~男性ホルモンを活かすためのセルフケア~

[2025.09.10]

① 最近、なんとなく元気が出ないあなたへ

 
「朝、ベッドから出るのがつらい…」「仕事に集中できない…」「どうもやる気が起きない…」
最近、このような体の不調や心の変化を感じていませんか?
「もしかして、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH)かな…」と、心配されて当院を訪れる方が増えています。
その不安な気持ち、よくわかります。
でも、いきなり検査を受ける前に、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

 

② 診療室での、ちょっとした質問

初めての診察で、私たちがお聞きする質問があります。
それは、 「昨日は何時に寝ましたか?」「最近、体を動かしていますか?」
なぜなら、男性ホルモン(テストステロン)の量は、あなたの日々の生活習慣と深く関わっているからです。
テストステロンは、睡眠・運動・食事という3つの柱に支えられています。その柱がグラついている状態では、せっかく測定しても正確な「あなたの数値」とは言えません。

 

③ テストステロンを育む3つの大切な習慣

1. 質の良い「睡眠」  テストステロンの分泌は、特に深夜から明け方にかけての深い睡眠中にピークを迎えます。寝る時間を削ったり、夜中に何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」があると、その分泌量は低下してしまいます。
実は、集中力の低下や朝の不調は、LOHだけでなく睡眠時無呼吸症候群(SAS)が原因となっていることもあります。いびきをかく、日中も眠気が強い、といった方は、まず睡眠の質を見直すことが大切です。
2. 適度な「運動」  筋トレは、テストステロンの分泌を直接的に促す効果が期待できます。筋肉量が多いほど、基礎代謝が上がり、体全体のホルモンバランスが整いやすくなります。まずは週に数回、無理のない範囲で体を動かす習慣から始めてみましょう。
3. バランスの取れた「食事」  テストステロンは、コレステロールを材料にして作られます。そのため、極端な低脂肪食はかえって逆効果になることがあります。 良質な脂質(アボカド、ナッツ、青魚など)を適度に摂ること、そして筋肉の材料となる良質なたんぱく質をしっかり摂ることが、ホルモン環境を整える上で欠かせません。

 

④ 検査の前に、まず「やりきる」価値

テストステロン値は、日々大きく変動する「状態のスナップショット」です。
睡眠不足や不規則な生活が続いているときに測っても、それがあなたの本当の数値とは言えません。
もし自費で検査を受けるのであれば、これらの生活習慣をしっかりと整えた上で、最高のコンディションで測定してみませんか?
「テストステロンが低いから不調」なのではなく、「不調な生活がテストステロンを下げている」のかもしれません。
 

⑤ まとめ:まずは生活改善、それでもダメなら頼ってください

  • 生活を整えるだけで、不調が改善するケースは非常に多いです。
  • もし、生活習慣を見直しても改善が見られない場合、それは他の原因(LOH、SAS、隠れた肥満など)が潜んでいる可能性があります。
当院では、患者さんの生活習慣のヒアリングから、必要に応じた検査・治療まで、幅広くサポートしています。一人で悩まず、まずは私たち泌尿器科にご相談ください。
 

※※最後に:当院の男性ホルモン補充療法について

LOH症候群の診断に至り、男性ホルモン補充療法が必要となった場合、当院では患者さんのご状態に合わせた適切な治療法をご提案しております。

現在、一部の製剤が流通上の理由により供給が不安定な状況となっております。

ご来院いただいた際に、ご希望の製剤がすぐに処方できない可能性がございますこと、何卒ご承知おきください。

当院では、保険診療の適応病名がある患者さんを優先して治療を進めております。

自費診療範囲での投与は対応しかねる場合がございます。

まずは生活習慣の改善から、一緒に不調の原因を探していきましょう。  

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