尿の出口が飛び出してきた(女性の方)
股のあたりに違和感を感じることはありませんか?
「股に何かが挟まっている感じがする」「おしっこのキレが悪い」「くしゃみや笑ったときに尿が漏れる」──こうした症状は、膀胱瘤と呼ばれる病気が原因かもしれません。
膀胱瘤とは、膀胱や子宮を支える骨盤底の筋肉がゆるむことで、膀胱が下がってしまう状態です。出産の経験がある方や、長年の立ち仕事で骨盤に負担がかかってきた方に多くみられます。
「年齢のせいだから仕方ない」と諦める必要はありません。症状に合わせて、いくつかの治療法があります。
膀胱瘤の治療について
症状の程度によって、次のような方法があります。
【軽度の場合】
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骨盤底筋体操
ご自宅でも行えるトレーニングで、骨盤を支える筋肉を鍛える方法です。 -
薬物療法
症状に応じて、膀胱の働きをサポートするお薬を使用することがあります。
【中等度以上の場合】
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ペッサリー療法
腟内にリング状の器具を入れて、下がった膀胱を支える方法です。手術を希望されない方や、体への負担を避けたい方に用いられることがあります。 -
手術療法
症状が強く、日常生活に支障が出ている場合に選択される方法です。
当院の方針
当院では、患者さまの状態を丁寧に診察し、生活のご希望や症状の程度に応じて、最適な治療法を一緒に検討していきます。
膀胱瘤の手術は専門性の高い分野です。そのため、必要に応じて女性泌尿器科を専門とする高次医療機関へのご紹介も行っております。
ご相談ください
「違和感はあるけれど、誰にも相談できなかった」という方も少なくありません。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。診察を通して、症状に合った治療方法を一緒に考えてまいります。
